9月29日の火曜日は、神戸市西区にある、『西神中央ホール』へ。
この日は、チェロとピアノのデュオを聴いてきました。

演奏は、チェロ大熊勇希さん、ピアノは三重野奈緒さんでした。
ようやく、夏も終わりですかね。この日、神戸は、朝、夕は少し涼しい風が吹いていました。楽器を演奏する者にとっても、日本の夏は、湿気と暑さとの戦いで、本当に楽器のコンディションを維持するのに、大変だと思います。
この件はまた、後日に書いてみたいと思います。
今回のコンサートは、神戸市が後援していることもあり、入場料は500円ポッキリ。ああ、この物価高のおり、本当にうれしい限りです。
そのせいか、お客様の入りも、平日の午後にかかわらず、9割型埋まっておりました。

コンサートはまず、チェロのソロから始まりました。
1曲目 バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード
チェロの定番中の定番曲ですね。
チェロという楽器の美味しいところ😋
重厚な低音から、フルートのように甘い、高音部まで、余すところなく使い切る。さすが、バッハですね。
2曲目は、ピアノの三重野さんのソロ演奏。
山田耕筰作曲、三宅榛名編曲『赤とんぼ』変奏曲です。
そういえば、このごろ、神戸では、あんまりトンボを見かけませんね。
夏から秋にかけて、僕の子供の頃は、ほんとにトンボが多かったのですが。
そんな、郷愁に浸らせてくれる、山田耕筰氏の秀逸なメロディーを、巧みな編曲で聴かせてくれます。
♫♫
この後は、チェロとピアノの合奏です。
♫リスト=カサド/愛の夢
♫モリコーネ/ニュー・シネマ・パラダイス・メドレー
♫久石譲/おくりびと
♫ピアソラ/オブリヴィオン
♫カサド/親愛なる言葉
♫ショパン/序奏と華麗なるポロネーズ
全体を通して、チェロの豊かな音量、音が前に出る感じが、とても素晴らしいものでした。先ほど述べた、日本の高温と、湿気。多くの楽器は、悲しいほど『唄わなくなる』のですが、大熊さんのチェロは、本当によく唄っておりました。
ピアノの三重野さんはキャリアを見ても分かる通り、『ショパン弾き』のピアニストですね。今回は、若き、元気溢れていたころのショパンを明るい弾むような音色で、演奏していました。ショパンは、母国ポーランドの民族的な音楽を、自分のピアノ楽曲に取り入れました。『ポロネーズ』も、ポーランドの伝統的な舞曲のリズムが印象的です。